同級生とドラマ共演を果たす“ゆってぃ”の経歴

TOKIOの松岡昌宏が主演するテレビ朝日系連続ドラマ「家政夫のミタゾノ」が10月10日にスタートし、初回に松岡の同級生であるお笑い芸人・ゆってぃが出演した。

同作は、松岡演じる家政夫の三田園薫(通称・ミタゾノさん)が、派遣された家庭や家族の内情をのぞき見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく、痛快“のぞき見”ヒューマンドラマ。ゆってぃは、物語の鍵をにぎる田舎町の男性役を演じた。

松岡とゆってぃは、数多くの芸能人が卒業した東京・堀越高校の同級生で、久々の再会。

ゆってぃは「えっ!?ミタゾノ!?あの大人気シリーズにゆってぃが出ていいんですか!?」と驚きつつ、「松岡さん、同級生になってくれてありがとうございます」と感謝。撮影現場では松岡が自身のことを「藤堂じゃん!!同級生!!ただの同級生!!」と叫びながらも歓迎してくれたそうで、「昔から変わらないなー!と思いました」と振り返った。

ゆってぃは高校卒業後の1995年に人力舎のお笑いスクール・スクールJCAへ4期生として入学。当初はコンビ「マンブルゴッチ」のツッコミ担当として活動していたが、相方の川村龍俊がラッパーを目指すため2002年に解散した。

その後、別のコンビを経て「とーどーゆーた」と名乗りピン芸人に。ピン活動を始めて間もない頃は正統派漫談をやっていたが、ある日、人力舎のスタッフから呼び出され「漫談とかはいいのでアイドル路線で行け」と言われたことで、現在のゆってぃキャラが誕生。

決めゼリフの「ワカチコ」は、松岡の事務所の先輩・少年隊の「デカメロン伝説」のイントロから引用。「ゆってぃ」の設定も少年隊の2期後輩となっている。「ゆってぃの〝活躍〟もあってか、初回の視聴率は9.1%の高視聴率。なかなかインパクトのある演技だったので、今後も俳優業のオファーがあるのでは」(芸能記者)

松岡の同級生投入は効果絶大だったようだ。

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