浜名湖拠点の高校生プロウィンドサーファー 世界タイトル獲得 日本人初の快挙成し遂げた実力とは…(静岡県)

浜名湖を拠点に活動するプロウインドサーファーで高校生の守屋 拓海 選手が、ワールドカップの20歳以下の部門でチャンピオンに輝きました。日本人初の快挙を成し遂げたその実力とは?

浜名湖の水面を勢いよく進み、風の力を受けダイナミックなジャンプ!ウインドサーフィンフリースタイルの日本チャンピオン、浜松市の守屋拓海選手、なんと17歳の高校2年生です。

(守屋 拓海 選手)

「小学1年生の時からやっています。楽しいです。技をするときは極力スピード出して」

フリースタイルでは、ジャンプなどの技の完成度を競います。守屋選手は、2021年の国内プロツアーで史上最年少の15歳・中学3年生で年間優勝を果たしてから、プロ年間ランキング2年連続1位を獲得。2023年もトップを走ってます。さらに2023年は世界大会に挑戦!10月1日にドイツ・ジルト島で行われた「ウインドサーフィンワールドカップ 」の最終日を終え、フリースタイルの20歳以下のユース部門で、日本人として初めて優勝!!世界タイトルを獲得したのです。

(守屋 拓海 選手)

「みんないい勝負だったので、なれるか不安だったけれど、なれたのですごい安心していて嬉しいです。自分の決め手のなったのはパスコという技で、空中で横に2回転回る技ですね。その技を全試合で決めることができたのが決め手になったと思う」

現在、世界ランキングは14位。浜名湖で毎日練習を積みながら海外遠征を重ね、世界チャンピオンを目指します!

(守屋 拓海 選手)

(Q:今後の目標は?)

「ウインドサーフィンの世界チャンピオンになることそれなりの高難易度の技を安定してできるのがいいところで逆に言えば派手な技が少ないのがよくないところなので、そこを伸ばしていけたらと思っています」

世界に挑戦する17歳。プロウインドサーファー守屋拓海選手の更なる飛躍に注目です。

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