呉市で姉妹の首を刺して殺害しようとしたなどの罪に問われたペルー人の男の裁判で、広島地裁は懲役１２年の判決を言い渡しました。
被告の男（３５）は２月、呉市新宮町の住宅に侵入し、当時２７歳と１９歳の姉妹の首などをハサミで刺すなどして殺害しようとした罪に問われています。
検察側は「交際していた妹への支配欲から殺害を決意した」などと指摘し、懲役１５年を求刑していました。
１１日の裁判で広島地裁は「交際していた妹から絶縁され、一緒に死にたいと思ったという動機自体、極めて独りよがり」などとして懲役１２年の判決を言い渡しました。
