「介護保険払い過ぎ」市職員装う電話に騙された 68歳女性に369万円の被害

京都府警八幡署

 京都府警八幡署は11日、京都府八幡市の無職女性(68)の銀行口座などを通じて、現金369万2千円がだまし取られたと発表した。詐欺事件として調べている。

 同署によると10日午前11時半ごろ、女性宅に市役所職員などを名乗る男らから電話があり、「介護保険料の払い過ぎがあり、還付手続きが今日まで。ネットバンクなら電話で手続きができるので、銀行口座の番号を教えて」などと言われ、女性は口座番号や暗証番号を伝えた。その後、女性のインターネットバンキングの口座などから、他の口座に数回に分けて現金計369万2千円が送金されたという。

© 株式会社京都新聞社