29日から「少子化対策ワークショップ」

 青森県は11日、子ども・子育て政策立案の参考にするため、県民同士で意見交換する公開の「少子化対策ワークショップ」を29日から始めると発表した。弘前市を皮切りに、まず年内に3回開く予定で、参加者を募集している。ワークショップで出た意見は、県が新設した「こども未来県民会議」の議論に役立てる。

 参加者同士がグループに分かれて、子育て中の困り事、子育てが一段落してから思うこと、少子化対策や制度面などに対する意見を出し合う。ワークショップの様子は公開し、会場を訪れた人にシールを貼って答えてもらうアンケートも予定している。

 年内のワークショップ開催は▽10月29日・ヒロロ(弘前市)▽11月16日・あおもりスタートアップセンター(青森市)▽11月29日・ムチュ☆らんど(むつ市)-の3回。12月のこども未来県民会議後に、さらに3回の開催を予定する。

 意見交換の参加対象は18歳以上の県内居住者で、性別や年齢、子どもがいるかどうかは問わない。定員は各会場20人で、事前申し込みした人を優先する。問い合わせは、事業の委託を受けたI・M・S(電話0172-32-5801、メールkodomomirai.a@gmail.com)へ。

© 株式会社東奥日報社