移籍の噂は絶えないものの、アルゼンチン代表FWはあらためてインテルへの愛を強調した。
現在セリエAの得点ランクトップを走るのは、インテルのFWラウタロ・マルティネスだ。8試合で10ゴールを挙げ、2位につける昨季の得点王ヴィクター・オシムヘンに4ゴール差をつけている。
この4年間でそれぞれ14ゴール、17ゴール、21ゴール、21ゴールを決めた。ラウタロはセリエAで最も安定して多くのゴールを決めるストライカーだと言える。同時期に彼より多くのゴールを決めた選手はいない。
174センチと小柄ながら、しっかりとした体幹を持ち、相手センターバックと接触しても全く動じない。アルゼンチン出身選手らしく基礎テクニックと個人技に優れ、相手にプレッシャーを与えながらボールのないところで絶えず動き、守備を苦しめる。
顕著な実績を残すラウタロに対しては、2年前からバルセロナ、マンチェスター・シティ、リヴァプール、チェルシーといったビッグクラブが関心を示している。具体的な交渉が何度も交わされたというが、インテルはそのすべてを断った。
インテルはラウタロと契約延長を考えているようで、ラウタロは自身の意思を代理人を通じて明かしている。ラウタロの代理人はインタビューに応じ、次のように話した。
「彼はインテルでプレーすることに幸せを感じている。自分が望んでいる場所にいるからだ。チームメートやスタッフとも良好な関係を維持している」
「家族もミラノでの生活に満足している。インテルはこれからさらに大きなクラブに成長すると思う。ラウタロはこのクラブを愛していて、このチームから離れたくないと思っている。インテルと再契約をするために努力する」