暴力団犯罪の撲滅へ 真岡で600人集まり決起大会 高橋英樹さんの講演も

暴力団追放へ大会宣言を採択した決起大会

 【真岡】暴力団犯罪の撲滅を図ろうと、真岡地区暴力団追放決起大会(真岡地区暴力団追放対策協議会など主催)が11日、KOBELCO真岡いちごホールで行われた。

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 真岡署管内の1市2町の約600人が参加。同協議会会長の石坂真一(いしざかしんいち)市長と生井弘道(なまいひろみち)真岡署長が真岡地区からの暴力団排除を目指し一致団結を呼びかけた。

 講演では県弁護士会の小坂誉(こさかほまれ)弁護士が「暴力団排除のキーワード」の演題で、暴力団や反社会的勢力などの組織や犯罪の態様と、撲滅のための法制度や行政の対応などを紹介した。

 「暴力団を利用しない」「暴力団を恐れない」「暴力団に金を出さない」「暴力団と交際しない」の、「暴力団追放三ない運動+1(プラスワン)」を実践して暴力団追放を決意する大会宣言を採択した。

 特別講演では、俳優の高橋英樹(たかはしひでき)さん(79)が62年の芸能人生や近況を終始ユーモアを交えて振り返り、「間もなく80歳になる。元気で皆さんに喜ばれる仕事をやり続けたい」と、元気に生きるためのヒントや意欲を語った。

特別講演で芸能人生を振り返る高橋英樹さん

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