ルカクが今夏の去就に言及…ローマ移籍アシストの元同僚に感謝

ナインゴランがルカクのローマ移籍をお膳立て[写真:Getty Images]

ベルギー代表FWロメル・ルカクのローマ移籍の背景には元同僚のアシストがあったようだ。

ルカクは今夏の移籍市場でチェルシーから1年間のレンタル移籍でローマへ加入した。その新天地ではチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド時代に指導を受けたジョゼ・モウリーニョ監督の存在もあってすぐさま順応すると、ここまで公式戦8試合7ゴールと新たな得点源として圧巻のパフォーマンスを披露している。

現在、ベルギー代表に招集中のビッグ・ロムは、代表チームの公式会見の場で改めて今夏の去就に言及。インテル、ユベントス、アル・ヒラルなど幾つかの選択肢があった末のジャッロロッシ加入の経緯を明かした。

「ご存知の通り、僕は話題をスルーするのが好きではない。やがて話すつもりだけど、実際に今夏がどうだったかを話したら、誰もがショックを受けるはずさ」

「自分が爆発してしまうのではないかと本気で思った時期もあったよ。それが5年前なら爆発していただろうね。今は自分が最も得意なことであるフットボールに集中しているよ。夏の間ずっと頑張ってきたしね」
細かい経緯に関しての言及を避けたルカクだが、ローマ加入に際して尽力してくれたインテルとベルギー代表の元同僚であるMFラジャ・ナインゴランへの感謝を伝えている。

「ローマと連絡を取り合ってくれたナインゴランに感謝しなければならないね」

なお、ナインゴランはルカクの古巣移籍が決定した後のインタビューではその当時のやり取りについて以下のように明かしていた。

「(ルカクのローマ移籍は)まったく予想していなかったよ。ロメルについては多くのことが言われているが、真実は分からない。イタリアの問題は、真実がない場合でも多くの話題があることだ。ルカクは愛されていると感じれば、チームに多くを与えることができる男だよ」

「少し前にルカクから電話があったんだ。僕は彼に、何か必要なことがあれば、オレがそばにいるよと言ったよ。僕はローマの環境をよく知っているからね」

ナインゴランのアシストもあってローマ移籍が決定したルカクは、元同僚の前述のコメント通り、ロマニスタからの熱烈な愛情を力に変えて躍動中。ここ最近では完全移籍の噂も出ており、永遠の都で充実した日々を過ごしているようだ。

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