佐野市、子育てアプリをリリース 妊娠期から子育て期まで支援 13カ国語対応

リリースされた子育て支援アプリ「こども☆みらいナビ」

 【佐野】妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援の一環として市はこのほど、子育て支援アプリ「こども☆みらいナビ」の配信を始めた。市が子育て支援のアプリをリリースするのは初めて。

 IT会社「ミラボ」(東京都千代田区)が開発したアプリを市がカスタマイズした。市に住民票を有する子どもを養育している保護者が対象で、外国人も利用できるよう13カ国語に翻訳して利用することもできる。

 アプリでは(1)市からの子育て情報の通知(2)予防接種スケジュールの自動作成(3)電子母子手帳機能-など、さまざまな機能を備えている。今後、利用者の意見や感想を参考にして、育児相談の予約や予防接種問診票の電子化などデジタルトランスフォーメーション(DX)に応じた機能をアップデートしていく方針だ。

 市健康増進課の担当者は「未来を担う子どもたちのために、子育て支援の充実に努めていきたい」と話している。

 登録は無料で、アップルストアやグーグルプレイでダウンロードできるほか、ブラウザー上での利用も可能。(問)同課0283.85.7317。

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