きょう（木）も秋晴れの続く所が多くなりそうだ。ただ、夕方以降は関東を中心に、にわか雨の所がある見込み。けさはきのう（水）よりも冷えている所が多くなっていて、一日の気温差が大きくなるため、調節のしやすい服装がよさそうだ。小笠原諸島は台風15号の北上に伴って、うねりを伴った高波に警戒が必要となる。
広く秋晴れ 関東はにわか雨に注意
秋の空気を持つ高気圧に覆われて、広い範囲で晴れる見込み。洗濯日和となるものの、関東は高気圧の縁をまわって湿った空気が流れ込むため、夕方以降はにわか雨の所がありそうだ。局地的に強く降るおそれもあるため、空模様の変化に注意したい。また、沖縄は変わりやすい天気で、晴れ間もあるが雨の降る所がある見込み。
さわやかな陽気 朝との気温差に注意
日中はこの時季らしい陽気で、関東から西は25℃前後の所が多い見込み。さわやかな秋の空気に覆われて、過ごしやすく感じられそうだ。北日本も20℃前後まで上がる予想。
ただ、けさはきのう（水）の朝よりも冷えている所が多くなっている。午前5時までの最低気温は、北海道の川湯で-1.0℃、岩手県の薮川で-0.9℃、仙台で10.4℃、大阪で15.4℃など、この秋一番の冷え込みとなっている所もある。特に内陸は一日の気温差が大きくなるため、調節のしやすい服装を心がけたい。
台風15号北上 小笠原諸島は高波に警戒
台風15号は、大型で猛烈な台風となっている。台風は、あす（金）にかけて勢力を維持したまま小笠原諸島の東の海上を北上する見通し。小笠原諸島では今夜から土曜日ごろにかけて、大しけとなりそうだ。うねりを伴った高波に警戒するとともに、強風にも注意が必要だ。
西日本の秋晴れはあす（金）まで
あす（金）も秋晴れの続く所が多くなるが、西日本は土曜日になると太平洋側を中心に雨雲が広がる見込み。東日本や北日本は、土曜日にかけても晴れるものの、日曜日になると東日本を中心に雨となりそうだ。
（気象予報士・及川藍）
