みそポテト、EV車で保温! 「車で電源供給」を実演、観光情報発信に一役 埼玉トヨペット、新車展示も

みそポテトの販売コーナーで、給電を実演する電気自動車「bZ4X」(左)=8日、埼玉県さいたま市大宮区の大宮門街

 埼玉トヨペットは8日、さいたま市大宮区の大宮門街で開催された「秩父・西部地域を知ろう! 埼玉県の観光&グルメ物産展」に出店。調理スペースへ電気自動車(EV)から給電の実演や新車の展示などを行った。

 同展は産学官連携に取り組み、秩父アンバサダーを務める埼玉女子短期大学(日高市)の三ツ木専門ゼミの学生らが立案し運営に携わった。秩父・県西部エリアのスイーツ、みそ、漬物などの特産品PRと観光情報を発信した。

 今回は、昨年から同短大と交流が続いている埼玉トヨペットが参画。同社の顧客向け情報ウェブマガジンで学生が考案した秩父女子旅のプランを紹介したり、大宮アルディージャのパートナー同士として連携を深めている。

 会場では、新型クラウンスポーツなど最新モデル車を展示。揚げたての秩父名物B級グルメ「みそポテト」の販売スペースでは、EV車「bZ4X」で保温器への給電を行い、車が電源になる使い方をアピールした。bZ4Xは400ワットの電気使用量で約3.5日分の電力供給が可能という。

 同社は同短大との連携第2弾として、来年も情報ウェブマガジンで県内観光発信の企画を予定している。

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