あす(金)にかけて 秋晴れ続く地域多い 週末は太平洋側で雨の所も

 

 きょう(木)午後も、全国的に秋晴れが続く見込み。この時季らしい気温の地域が多く、空気が乾いて過ごしやすくなりそうだ。あす13日(金)も広く晴れるが、内陸を中心に一日の気温差が大きくなるので、引き続き服装でうまく調節したい。なお、小笠原諸島は台風15号の影響を受けるため、高波や強風に警戒・注意が必要となる。

■秋晴れ

 日本付近は高気圧に覆われて、晴れている所が多い。午後も秋晴れの続く地域がほとんどだが、関東は大気の状態が不安定となり、夕方から一部でにわか雨がありそうだ。

 沖縄でも今夜以降は、先島諸島でにわか雨がある見込み。あす(金)も全国的に晴れて、昼間は快適な陽気が続く見込み。ただ、九州は次第に雲が多くなり、遅い時間には九州南部で雨の降り出す所がありそうだ。

■週末は雨の所も

 14日(土)は西日本の太平洋側で、次第に雨の範囲が広がる見込み。そのほかは、まだ秋晴れの地域が多いが、東日本は午後から雲が多くなってきそうだ。15日(日)は四国から東日本の太平洋側で雨の範囲が広がり、沿岸部は雨脚の強まる所がある見通し。東京など関東は気温が上がりにくく、肌寒い日曜日になりそうだ。

■台風15号 小笠原は高波警戒

 台風15号は、大型で猛烈な勢力となっている。台風は今後も猛烈な勢力で北上し、あす(金)は小笠原諸島の東海上を北東へ進む見込み。小笠原諸島は、今夜遅くから14日(土)にかけて高波に警戒が必要だ。また、あす(金)夜遅くにかけて、強風にも注意が必要となる。

(気象予報士・高橋和也)

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