ローデス・レオン、母マドンナ「Frozen」のダークな世界観をオマージュした新曲公開

現地時間2023年10月11日、マドンナの娘でLolaholとしてアーティスト活動を行うローデス・レオンが、ダウンテンポなダンス・チューン「Spelling」のミュージック・ビデオを公開した。このヒプノティックな楽曲とコウモリが大量に登場するMVは、母親にインスパイアされたものだそうで、ローデスは自身のインスタグラムに詳細を綴った。

「この曲はとても特別です。母による不朽のアート作品“Frozen”へのオマージュとなっています」とローデスは、1998年に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で2位をマークした『レイ・オブ・ライト』からのシングルに触れた。この曲のMVで、カラスに変身するマドンナは、黒いドレス姿でひび割れた砂漠の上を浮遊している。「この曲は私の人生の中に数え切れないほど登場し、私たち2人を結びつけてきました」とローデスは続け、「この世に生んでくれた女性なくして、私は存在しません。私は彼女を敬愛していますし、それが表現できていることを祈っています」と述べた。

クレア・ファリンが監督したMVでは、「Frozen」のMVに登場するいくつかのセットに直接的なオマージュが捧げられている。26歳のローデスはボリュームのある黒い衣装をまとい、霧に包まれた森の中で宙を舞っており、その目は乳白色だ。その後、はばたくコウモリへと変身し、続いて森の床を這うと、ドーベルマンへ姿を変える。再び自分に戻ると、トリップ・ホップ風のビートに乗せて歌っている。約4分の楽曲の中盤ではテンポが加速し、ローデスと女性ダンサー2名が夜の野原で挑発的なムーンダンスを踊っている。

このシングルは、ローデスによる2022年のデビュー曲「Lock & Key」と同年にリリースされたEP『Go』に続く作品だ。モデルやダンサーとしても活躍する彼女は、1996年にマドンナとダンサー/フィットネス・トレーナーのカルロス・レオンの間に生まれた。2018年にダンスを専攻していたミシガン大学を卒業した。

© 株式会社阪神コンテンツリンク