「広大な雲のじゅうたん」この秋一番の冷え込みで絶景 “雲海”

広島県の北部では12日朝、この秋一番の冷え込みとなったところがあり、三次市では、壮大な「霧の海」が広がりました。

三次市の高谷山にある展望台です。午前6時過ぎの日の出とともに、壮大な「霧の海」が現れました。

3つの川が合流する三次市中心部は、早朝にかけての冷え込みと川の水温の温度差によって、濃い霧に覆われます。市街地を見下ろす展望台からは、遠くの山が島のように見えて、幻想的な「霧の海」を楽しむことができます。

三次市の12日朝の最低気温は9.2℃で、この秋一番の冷え込みとなりました。頻繁に撮影に訪れるというアマチュアカメラマンは、「今月になって一番きれいな霧の海だ」と話していました。

広島市から訪れた人
「すごい広大な雲のじゅうたんで、すばらしいです」

三次市から
「こっちに引っ越してきたんですけど、何日か通って、初めてきれいな日に見られました」

三次の「霧の海」は、条件が合えば来年の3月ごろまで楽しむことができます。

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