DバックスがPO史上初の1イニング4発 3連勝でドジャース撃破

地区シリーズ第3戦【ドジャース2-4ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

第6シードでのプレーオフ進出から4連勝と勢いに乗っているダイヤモンドバックスは、地区シリーズ第3戦でドジャースを4対2で破り、3連勝で2007年以来16年ぶりとなるリーグ優勝決定シリーズ進出が決定。今季100勝を挙げたドジャースは、1つも勝てないまま敗退が決まった。ダイヤモンドバックス2番手のジョー・マンティプライが打者4人をパーフェクトに抑えて勝利投手となり、6番手のポール・シーウォルドはセーブを記録。ドジャース先発のランス・リンが敗戦投手となった。

ドジャース先発のリンは今季メジャーワーストの被本塁打44本。試合前から「一発病」が懸念されていたが、その通りの結果となった。両軍無得点で迎えた3回裏、ダイヤモンドバックスは先頭のヘラルド・ペルドモのソロ本塁打で先制。一死後、ケテル・マルテにもソロ本塁打が飛び出すと、二死後、クリスチャン・ウォーカーとガブリエル・モレノが連続アーチを放ち、プレーオフ史上初となる1イニング4本塁打の快挙が達成された。

4点のビハインドを背負ったドジャースは、7回裏二死からマックス・マンシー、ウィル・スミス、クリス・テイラー、キケ・ヘルナンデスと4連打が飛び出して2点を返したが、反撃はこの2点どまり。ダイヤモンドバックス投手陣はムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、J・D・マルティネスの上位3人を合計12打数ノーヒットに封じ、4対2で逃げ切って3連勝でリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

ドジャースは3人の先発投手が合計4回2/3しか投げられず、合計13失点。主力打者の不振も目立ったが、先発投手が早々に試合を壊してしまったことが3連敗につながったことは間違いない。プレーオフ開幕前から先発投手の弱さを指摘され、その弱点を露呈する形となったドジャース。大谷翔平(エンゼルス)の移籍先の本命に挙げる声も多いが、先発投手陣の大不振は今オフの補強プランにどんな影響を与えることになるのだろうか。

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