児童14人が足にやけど 裸足で組体操の練習 運動場の砂が高温になっていたのが原因か

9月28日、三重県大台町の小学校で、素足で組体操の練習をしていた児童42人のうち14人が、足に軽いやけどをしていたことがわかりました。

足に軽いやけどをしたのは大台町立三瀬谷小学校の5年生と6年生の男女児童14人です。

学校によりますと、9月28日の午前11時半過ぎ、5、6年生の児童42人が授業で運動会の練習として素足で組体操の練習をしていて、担当の教員が暑さや運動場の砂の熱さを理由に10分ほどで切り上げました。

児童42人のうち14人が足の痛みなどを訴え、数人の児童の足には水ぶくれができたということですが、その後、病院に行った児童はいないということです。

当時の気温は30度を超えていて、運動場の砂が高温になっていたことが原因とみられています。

学校は、2日後の運動会当日は児童に靴下や軍手をはめさせたうえで、組体操は予定通り行ったということで、今後の対策として来年度以降は運動会の実施日を10月下旬に変更することなどを検討しています。

© CBCテレビ