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ビール大手4社が12日発表した9月のビール類販売実績は、3社が前年同月比で大幅な落ち込みとなった。各社が昨年10月に値上げをしたことによる駆け込み需要の反動が出た。
ビールと発泡酒、第三のビールを合わせた販売数量は、キリンビールが18%、サッポロビールが24%それぞれ減った。売上金額ベースで公表しているアサヒビールは17%減だった。サントリーの販売数量は1%増で前年並みだった。糖質ゼロのパーフェクトサントリービールや、今年投入した新商品が好調だった。
今年10月の酒税改正で、税率が下がるビールは値下げが予定されていたため、買い控えが起きたことも影響した。