東証続伸、終値558円高 節目の3万2000円台を回復

東京証券取引所

 12日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸し、約2週間ぶりに節目の3万2000円台を回復した。終値は前日終値比558円15銭高の3万2494円66銭。前日の米株高の流れを引き継ぎ、外国為替相場の円安ドル高傾向も好材料となった。相場全体への影響が大きい半導体関連株や、自動車など輸出関連株の上昇が平均株価を押し上げた。

 東証株価指数(TOPIX)は34.65ポイント高の2342.49。出来高は約14億7100万株。

 前日の米国市場は、FRBの金融引き締め長期化への警戒感が後退し、主要株価指数がそろって上がった。この流れが12日の東京市場にも波及した。

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