水を育む自然の大切さを学ぶ 北アルプスのふもとに暮らす小学生【長野・大町市】

小学生が、大町市の水や森などの自然について学びました。飲料メーカーのサントリーが取り組む「水育(みずいく)」の一環です。

「水はどのように育まれるのだろうかを勉強していきたいと思います」

参加したのは、大町西小学校の4年生。クイズや実験を通して、自然の中で水がろ過される仕組みや貯水について学びました。

「では雨が降りますよく見ていてください」
「きたきたきためっちゃきれいすごい」

授業は、市内に天然水の工場を持つサントリーが取り組む「水育」の一環で、水や森など自然の大切さを学び、未来につないでいくことが目的です。2006年に始まり、これまで2600校以上が参加してきました。工場では、豊かな自然が水を生み出す様子を、映像や展示などを通して学びます。

■4年生
「水と自然と人が関係していることが面白かった」
■4年生
「川とかにごみを流さずに水も飲んだらすぐ(蛇口を)止めることを毎日繰り返したいと思う」

■大町市 矢花久則 副市長
「こういう場を使って大町の水はこんなに素晴らしいんだということを、大町で暮らしている子どもたちに実感してもらう機会にしてほしい」

サントリーは大町市と連携して、今後、市内全ての小学校で授業をします。

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