新幹線で人気の「カチカチアイス」 “のぞみ”全停車駅に自販機を設置 限定フレーバーも 

「カチカチ」で人気の、新幹線車内販売のアイスクリーム。

10月末で東海道新幹線から姿を消すことに伴い、JR東海は「のぞみ」が停車する全ての駅にアイスの自動販売機を設置します。

東海道新幹線では、駅周辺にある店舗の品揃えが充実し、車内に飲食物を持ち込む利用客が増えたことなどで、車内販売の売上が2008年度からの10年間で45%減少しました。

こうした状況を踏まえてJR東海は、ワゴンを使った車内販売をことし10月末で取りやめ、11月からは「こだま」を除いたグリーン車のみを対象に、座席のQRコードをスマートフォンで読み取り、飲み物や食べ物を注文できるサービスを始めます。

JR東海は、車内販売のない普通車の利用客にも対応するため、11月1日までに、「のぞみ」が停車する全ての駅(東京・品川・新横浜・名古屋・京都・新大阪)に、アイスクリームの自販機を設置すると発表しました。
また、東海道新幹線限定フレーバーの静岡県産紅ほっぺを使った、いちご果肉入りのものやベルギー産チョコレートのフレーバーも販売。

このほか、新幹線特別仕様のコーヒーを販売する自販機も新たに45台設置する予定です。

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