自転車で転倒…47歳男性が意識不明の重体 広島市佐伯区

12日、広島市佐伯区の市道で、自転車が転倒し、乗っていた47歳の男性が頭から出血するなど意識不明の重体です。ヘルメットはかぶっていなかったとみられています。

12日正午ごろ、佐伯区倉重の市道で「40代くらいの男性が口や鼻から出血があり意識がない」と近所の女性から119番通報がありました。

警察によりますと、近くに住む47歳の男性がスポーツタイプの自転車で坂道を下る際に何らかの原因で単独で転倒したということです。

男性は病院に搬送されましたが、頭部から出血するなど意識不明の重体です。現場からヘルメットは見つかっておらず、男性はヘルメットをかぶっていなかったとみられています。

現場は右カーブの下り坂で、警察はスピードがどれくらい出ていたのかなど、転倒した原因を調べています。

警察によりますと、県内の交通死亡事故のうち自転車に乗っていて亡くなった人は、2023年9月末の時点で5人いて、このうち4人がヘルメット未着用だったということです。

4月には道路交通法が改正され、自転車のヘルメット着用が努力義務となっています。

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