マンチェスター・ユナイテッドのDFマグワイアがクラブを牽制「控えが続くなら1月にクラブを去る可能性がある」

写真:マグワイアがマクトミネイの決勝点をアシストした瞬間

イングランド代表に招集されたハリー・マグワイアは、このまま控えが続くならば、「1月にマンチェスター・ユナイテッドを去る可能性がある」とエリック・テン・ハフ監督に伝えたという。12日、イギリス『デイリー・メール』が報じた。

6人のDFが負傷している事情もあり、マグワイアは第8節のブレントフォード戦で今季リーグ戦初の先発出場を果たした。後半アディショナルタイムには、スコット・マクトミネイの決勝点をアシストし、劇的な逆転勝利に貢献した。

しかし、ラファエル・ヴァランを始めとする負傷者が復帰すれば、マグワイアは再び控えに回る可能性が高い。イングランド代表に合流しているマグワイアが、オーストラリア代表、イタリア代表との試合を前に語った。

「ずっとベンチに座って、月に1度の頻度でプレーするつもりはない。もしもこれが続くようなら、1月にクラブと話し合うことになるだろう。次の試合に出るかどうかは僕が決めることじゃない。ただ、僕は自分の能力を信じているし、クラブにとって重要な存在だとあらためて感じたい」

マグワイアは今夏、ウェストハムへの移籍を目前にしていたが、監督が適切にチャンスを与えるならクラブのためにプレーする準備はできていると述べ、さらにこう付け加えた。

「僕が先発出場したときの勝率はとんでもなく高いんだ。クラブでも代表でも、直近15回から20回の先発出場を振り返れば、自分のパフォーマンスには満足している」

2022年にテン・ハフがユナイテッドの監督に就任して以来、マグワイアの成績は下降線をたどっている。昨シーズンのリーグ戦の先発出場はわずか8試合であり、2017年以来となる優勝となったカラバオカップ決勝も、後半に途中出場して2分間しかプレーできなかった。

ブレントフォード戦では貴重な先発出場のチャンスが巡ってきた。しかし、次節シェフィールド・ユナイテッド戦は、ヴァランとセルヒオ・レギロンの2人が戻ってくる見込みだ。マグワイアに再び先発のチャンスは訪れるのだろうか。

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