慢性的なコンサート会場不足を緩和へ ライブハウス型ホールに2280人収容 起工式

名古屋の慢性的なコンサート会場不足を緩和する助けとなるか…10月12日、再来年オープン予定の新しいホールの起工式が行われました。

起工式では関係者らおよそ30人が工事の安全を祈願しました。

再来年3月開業予定の「PORTBASE(ポートベイス)」は、CBCテレビなど名古屋の民放テレビ5局と、ソニーミュージックやサンデーフォークなど4社の出資で、港区の商業施設「みなとアクルス」に作られます。

1階部分は原則として椅子を置かない「ライブハウス」型のホールで、同様の施設としてはこの地方最大の2280人を収容でき、椅子を置くことで演劇やミュージカルにも幅広く対応します。

名古屋では愛知厚生年金会館や愛知県勤労会館などホールの閉館が続き、コンサート会場の不足が課題となっていて、「PORTBASE」はこれらに代わる新たなエンターテイメントの発信地となりそうです。

© CBCテレビ