京都で覚醒剤密売繰り返し、売り上げ月200万円 被告追送検で捜査終結

被告の男の自宅から押収された覚醒剤や注射器(京都府警提供)

 京都府警組対3課と向日町署などは12日までに、覚醒剤取締法違反(営利目的譲渡)などの疑いで、京都市下京区、無職の被告(50)=同法違反罪で起訴=を逮捕、追送検して捜査を終結したと発表した。

 府警によると、被告は少なくとも昨年4月から同市内を中心に密売を繰り返し、今年1~6月には月約200万円を売り上げていたという。

 府警は、大阪府高槻市のホテル客室で6月9日、同市の無職女性(47)に覚醒剤約3グラムを6万3千円で販売したなどの容疑で、被告をこれまで6回逮捕していた。被告は黙秘しているという。府警は、被告の自宅から覚醒剤約41グラム(末端価格254万円相当)や現金150万円などを押収した。

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