「イスラエルとハマス、即刻戦闘停止を」世界連邦宣言自治体全国協議会が書簡

世界連邦宣言自治体全国協議会会長を務める山崎善也綾部市長

 イスラエルとイスラム組織ハマスの大規模な戦闘を受け、世界連邦宣言自治体全国協議会(会長=山崎善也・京都府綾部市長)は12日、即時停戦を求める書簡をイスラエル大使館とパレスチナ常駐総代表部に送った。

 書簡では「民間人を含む多数の犠牲者が出ており大変憂慮すべき事態」と指摘し、「即刻戦闘が停止されることを望んでいる。対話による平和的な解決を目指し、努力されることを願ってやまない」としている。

 同協議会は国家間の紛争や環境問題の解決を目指し、世界連邦都市宣言をした全国53自治体で構成する。2003年にはイスラエル、パレスチナ双方の子どもを日本に招いて交流する「綾部プロジェクト」を開催。その後も各地で計13回、恒久平和に向けた運動を展開している。

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