栃木県は12日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。2〜8日の1週間に報告された感染者数は計431人で、1機関当たりの平均は5.67人。前週（9月25日〜10月1日）の計681人、1機関当たりの平均8.96人から減少した。減少するのは4週連続。
6保健所管内で1機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県北で8.29人。安足が7.64人、県東が5.88人、県南が4.71人、宇都宮市が4.39人と続き、最も少ない県西は3.13人だった。
年代別では最多の10代が105人。10歳未満76人、40代と50代がそれぞれ45人、80歳以上38人、60代33人などと続く。
クラスター（感染者集団）は高齢者施設で4件発生した。
新規入院者は前週比42人減の53人。1週間平均の入院者は129.4人で、前週比56.5人減だった。
