【G7広島サミット】平和公園に記念品を常設展示へ

G7広島サミットで使われた円卓などを展示する施設が、平和公園に整備されることになりました。2024年3月に完成、2024年4月から公開される予定です。「広島サミット県民会議」によると平和公園に展示されるのは、首脳たちが記した芳名録のレプリカや会議で使われた円卓やイス、写真のパネルなどです。原爆資料館東館の北側におよそ110平方メートルの建屋をつくる計画で、G7サミットが次に日本で開かれる予定の2030年12月末まで展示するということです。展示会これに先立ち、広島国際会議場では、アメリカのバイデン大統領が持参した2羽の折り鶴など、サミットゆかりの品を期間限定で展示していました。施設は2024年3月に完成、4月にオープンする予定です。

一方、G7首脳の配偶者たちが参加した「パートナーズ・プログラム」を記念して10月12日、平和公園の近くに桜の苗木が植えられました。岸田総理の妻・裕子夫人など、首脳の配偶者らが、平和を象徴するこの場所に被爆した「ソメイヨシノ」を接ぎ木した苗木を植えることに賛成し、記念セレモニーが開かれました。

★岸田裕子夫人

「人々が平和への努力を重ねてきたことを思い出し、その歩みをさらに進めていく」

順調に生育すれば2024年春にも花を咲かせます。

【2023年10月12日 放送】

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