神宮に奉納する鯛の干物を積んで島から渡る 5年ぶりの「御弊鯛(おんべだい)船」

10月12日、愛知県の篠島で作られた鯛の干物を、伊勢神宮に捧げる「御弊鯛(おんべだい)の奉納式」が5年ぶりに行われました。

篠島は伊勢神宮との縁が深く、神宮の重要な祭典に島で作った「干鯛(ひだい)」と呼ばれる真鯛の干物が、年に3回奉納されます。

御弊鯛(おんべだい)の奉納式は、コロナ禍や台風の影響で5年ぶりの再開となり、12日はあわせて160枚の干鯛を積んだ漁船6隻が、伊勢市の神社(かみやしろ)港に到着し、神宮内宮へと運ばれました。

奉納された干鯛は、10月17日の「神嘗祭(かんなめさい)」で神前に供えられます。

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