「歯と口の健康づくりに関心を」 ハタチになったら歯科健診

 若いうちから歯と口の健康づくりに関心を持ってもらい、日常的な口腔ケアや定期的な歯科健診につなげようと、宇都宮市内の大学で12日に啓発活動が行われました。

 これは宇都宮市が若い世代に定期的な歯科健診の必要性や家庭でのセルフケアの重要性を理解してもらおうと、市内の5つの大学で今月(10月)から行っているものです。

 12日は、宇都宮大学の峰キャンパスで宇都宮市歯科医師会や市の職員など関係者約30人が「ハタチになったら、歯科健診を受診しましょう」と、学生に呼び掛けながら啓発用のチラシなどを配布しました。

 宇都宮市ではこれまで30歳から75歳までの5歳刻みの年齢を対象に歯科健診を行ってきましたが、今年(2023年)10月からは、その対象年齢を20歳と25歳などに広げました。宇都宮市によりますと歯科健診の対象となる今年度20歳の人は約4700人で市では「20歳の方は自己負担はなく受診は無料なので健診のきっかけにしてほしい」と呼び掛けています。対象者には、市から受診券が送られてくるということです。

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