アイナ・ジ・エンドが新宿でシークレット路上ライブ開催、『キリエのうた』“Kyrie”として登場

アイナ・ジ・エンドが10月12日、初主演映画『キリエのうた』で演じたKyrieとして、JR新宿駅新南改札前の新宿 Suicaのペンギン広場にてシークレット路上ライブを実施した。

事前告知なしにも関わらず、イベント開始前には何かを感づいた人たちで溢れるSuicaのペンギン広場。まだかまだかと待ち侘びる人々のなか、突然アイナが登場すると歓声が湧き上がり、「こんにちは。アイナ・ジ・エンドです。Kyrieと申します。明日から『キリエのうた』っていう映画があるんだよ」と挨拶した。

今回の映画の舞台のひとつでもある新宿。アイナは「去年の2月くらいから撮影が始まっていたんですけど、ちょうどこの新宿の駅で映画の撮影がありました。その時はすごく寒くて、下手くそなギターがもっと下手くそになるくらい指が震えちゃって。それでも広瀬すずちゃんと過ごしたあの夜が忘れられない、とても色濃い思い出がある新宿です。その新宿でこうやってライブをさせていただいて、こんな風に集まってくれる人がいるなんてとても感慨深いです」と撮影時の思い出を振り返るとともに、再びこの地に戻ってきた感想を語った。

そして「今から1曲歌ってもいいですか? 改めましてKyrieです。聴いてください」と続けると、映画の主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」を観客に向けて語りかけるように歌い、広場に集まった約1000人の人々を魅了。「黙ってたんですけど、みんなちゃんと働いてるの? 無理してないですか? 大丈夫? ありがとう愛してます」と平日にも関わらず集まった観客を気遣う一幕もあった。

そんななか、岩井俊二監督がサプライズで登場。劇中を再現するかのようなKyrieの新宿路上ライブを心待ちにしていた岩井監督がラジオ生出演を終えて急遽新宿に駆けつけたとのことだが、アイナにも知らされていなかったという。突然の岩井監督の登場に「嘘でしょ!? 岩井さんが現れた!!! びっくりした!!!!」と驚きのあまり笑うアイナは「岩井俊二さんです。突然の岩井さんに手が震えています。私も知りませんでした」と紹介した。そして「明日ついに映画が公開なんですけど、今日みなさんとお会いして、明日も劇場のスクリーンでみなさんとお会いできるというミラクルを起こしたいです」と映画をアピールすると、岩井監督は、主題歌「キリエ・憐れみの讃歌」の歌詞「何度でも 何度だっていく 全てが重なっていくために」にかけて、「みなさんぜひ映画館へ何度も、”何度でも、何度だっていく“。足を運んでください」と続けた。

最後に「お騒がせしてすいません。ありがとうございました。では、またね!」とアイナが別れの挨拶をし、颯爽と2人は退場。約15分という短いイベントながらも、Kyrieの圧巻の歌声に新宿の街が沸き立つ路上ライブとなった。

◎映画情報
『キリエのうた』
2023年10月13日(金)より全国公開
配給:東映
(C)2023 Kyrie Film Band
https://kyrie-movie.com/

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