リバプールのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクがイングランドサッカーのスケジュールに物申した。イギリス『talkSPORT』が伝えた。
今シーズンからキャプテンとしてリバプールを引っ張っているファン・ダイク。ここまで公式戦7試合に出場し、プレミアリーグで4位につけているチームを支えている。そんな中、10月の代表ウィークではオランダ代表の一員としてユーロ予選のフランス代表戦、ギリシャ代表戦に臨む。
13日のフランス代表戦を前に記者会見に臨んだファン・ダイクは、自身が体感している厳しいスケジュールについて言及。チャンピオンズリーグ(CL)では2024-25シーズンから参加チーム数が「36」に増加し、スイス方式と呼ばれるトーナメント形式が採用されるなど、試合数の増加を厭わないサッカー界の傾向に苦言を呈した。
「イングランドではスケジュールが厳しすぎると考えている」
「選手たちは良い給料をもらっているが、それが僕たちの健康を犠牲にするものであってはいけない」
「僕たちはますます多くの試合をプレーしなければならない。僕たち選手はそのことについて何か声を上げ、解決へと向かうべきだ」
また、より緩和されたスケジュールのためなら自らの給料が削減されることになっても構わないかと記者に問われたファン・ダイクは、その考えをきっぱりと否定した。
「いや、給料の10%を諦める準備はできていない」
「僕の給料に左右されるべきことではないと思う。あなた(記者)は今、僕に何か良いことを言わせようとしているね」
「たとえば、(UEFA)ネーションズリーグは僕の給料には関係ない。ボーナスはもらえるけど、それが保証されているわけではない」