伊予鉄 11月から電車とバスを減便へ 深刻な運転手不足と“2024年問題”に対応 坊っちゃん列車は全便運休、市内電車松山市駅線も減便

深刻な人手不足などを受け、伊予鉄道は、11月から郊外電車や市内電車の一部の路線を減便し、坊っちゃん列車は当面運休すると発表しました。伊予鉄バスも一部で減便となります。

このうち郊外電車の郡中線は、現在、昼間の時間帯は曜日にかかわらず15分間隔で運行していますが、11月1日以降、土・日・祝日は20分間隔に変更し、夜の時間帯も減便します。

そして市内電車は、松山市駅と道後温泉を結ぶ路線が、全ての曜日で現在の10分間隔から12分間隔の運行に。

松山市駅と本町六丁目を結ぶ本町線は、平日の朝から午後1時ごろまでのみの運行となります。

さらに、土・日・祝日に1日8便運行され、観光客に人気の坊っちゃん列車は当面の間、全便運休するということです。

このほか路線バスでは、松山観光港リムジンバスや新居浜特急線、それに電車に連絡するループ線などが減便されます。

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