14日、足利で著名ロケ地一般公開 旧西高と渋谷スクランブル交差点セット キッチンカーの出店も

14日に一般公開される旧足利西高校

 【足利】映像の分野に親しむきっかけづくりにと、著名ロケ地として知られる「旧足利西高」(大前町)と、東京・渋谷のスクランブル交差点を再現したオープンセット「足利スクランブルシティスタジオ」(五十部(よべ)町)が14日、一般公開される。

 旧足利西高の一般公開は市みどりと文化スポーツ財団が行い、4回目。同所は学園ドラマをはじめ170作品以上の撮影実績がある。当日は教室や体育館を公開するほか、上映中の青春エンターテインメント映画「Gメン」のセットも特別公開。キッチンカーが出店するなどし、撮影現場に差し入れられたことのある食べ物なども味わえる。

 教室内の装飾は、あしかがフィルムコミッションの学生・一般サポーターが担当。ロケ時の写真や使用物品をファンならではの視点で飾り付けた。学生サポーターの足利清風高3年金子心(かねここころ)さん(17)は「実際に撮影が行われた場所と同じ空気を吸えるのは貴重。ぜひ来てほしい」と来場を呼びかける。

 同スタジオの一般公開は3年ぶり2回目。運営する都内の映像製作会社ギークピクチュアズが旧足利西高の公開に賛同し、初めて同日公開することにした。

 いずれも午前10時〜午後4時。入場無料。予約不要。両会場では数量限定で「ロケ地プロモーションカード」が配られる。(問)同財団撮影支援室080.7102.8126。

旧足利西高校の教室内の装飾を準備する学生サポーターたち

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