広島県立府中高校で卒業生1万人分の個人情報が紛失していることがわかりました。
広島県教委によりますと紛失したのは1984年度から2011年度に卒業した1万14人分の生徒指導要録です。
氏名や住所、修得単位などの個人情報が含まれています。
生徒指導要録は校内の金庫に保存していましたが去年、学校の改修工事で金庫の中の書類を
段ボールに入れて金庫を移設するなどしていました。
先月、卒業生が単位修得証明書の交付を依頼したことから書類の紛失が分かったということです。
現時点で個人情報が悪用された報告はないとしています。
広島県教委は改修工事の際に誤って廃棄した可能性を視野に警察に相談しているということです。