総合スーパーを展開するイオンリテール（千葉市）など3社は13日、ドローンを使って商品を配送する実証実験を長野県下諏訪町の諏訪湖周辺で実施した。少子高齢化に伴う人口減少やトラック運転手の人手不足といった課題を見据え、ドローンによる荷物配達や災害時の物資運搬の分野で実用化を目指す考えだ。
ドローンの運用面で協力する日本航空（東京）とKDDIスマートドローン（同）も参加。2リットル入りの水3本とブルーシート2枚の計約7.2キロを載せたドローンを遠隔操縦し、湖上空を2分ほど飛行し着陸した。
イオンリテールは2025年にも、下諏訪町に新店舗をオープンさせる方針。
