ヨハネスブルグ、ニューヨーク、ロンドン、シドニー--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --ヨハネスブルグ証券取引所（JSE）は、JSEベンチャーズという別法人の下、世界的な環境市場のインフラ・プロバイダーであるXpansivと共同で、新たな炭素市場を開設します。この画期的な持続可能性のための取り組みによって、南アフリカ共和国の市場参加者は、国内または世界の登録機関に保有されているカーボン・クレジットや再生可能エネルギー証書の売買ができるようになります。
顧客は、Xpansivグローバル・プラットフォームの機能をフル活用してカーボン・オフセットと再生可能エネルギー証書のスポット取引やオークション、または見積もり依頼を行えるため、持続可能性の目標に邁進できるようになります。
アトランティック・カウンシル（大西洋評議会）によると、自主的な炭素市場は2020年から2022年にかけて4倍に増加し、その価値は20億ドルを超えました。*
「世界的に炭素市場への注目が高まっているため、これは南アフリカを脱炭素化への重要な貢献国として位置づけると同時に、市場参加者に革新的なソリューションを提供するチャンスだと考えました」とJSEグループの最高経営責任者（CEO）であるレイラ・フーリーは語ります。
Xpansivの最高経営責任者（CEO）のジョン・メルビーは次のように述べています。「世界的な環境市場インフラを運営する上で重要なことは、JSEのようなリーダーと提携し、エネルギー転換の規模を拡大し、気候変動資金を効率的に支援する新しい市場を実現することです。私たちは、JSEの優れたチームと協力し、アフリカにおける世界クラスの炭素および再生可能エネルギー市場を迅速に提供し、アフリカ大陸が世界的な気候変動への取り組みを強化する中で、地域的な新たな商品やイニシアチブを成功させることを楽しみにしています。」
2016年に設立されたXpansivは、レジストリ・インフラストラクチャ、市場データ、ポートフォリオ管理プラットフォームを含む環境市場テクノロジーの一流プロバイダーです。
南アフリカは世界第12位の炭素排出国であり、カーボン・クレジットへのアクセスと供給の必要性が高まっています。南アフリカに自主的な炭素市場ができれば、カーボン・オフセット・プロジェクトの創設を加速させ、排出量を相殺したい排出者によるクレジットの需要に応え、同国への投資の関心を高め、経済成長と持続可能な慣行の改善のために有意義な貢献をすることでしょう。
「このイニシアチブは、明確な持続可能性へのコミットメント、特にネットゼロへのコミットメントを明確にしている市場参加者を対象としています。私たちは、このプラットフォームが提供するさまざまな環境サービスを通じて、彼らと関わることを楽しみにしています」とフーリーは付け加えました。
「私たちの目標は、進化する環境投資の分野で透明性を促進することです。その目標を、これらのプロジェクトのための潜在的な資金調達メカニズムの実現を促しながら達成できることを願っています」と同氏は結論づけます。
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