介護ソフトを開発・販売するワイズマン(盛岡市、南舘聡一郎社長)は、在宅介護のケアマネジャーや事業所の業務を支援する自社ソフトに人工知能(AI)システムを搭載した。膨大な現場のデータを基にAIが適切なケアプランを提案。より実効性ある介護サービス提供を可能にする。
同社の「在宅ケアマネジメント支援システムSP」は居宅介護支援事業所などに販売。利用者の相談や要介護認定の申請、ケアプラン作成と経過観察など、多様な業務のサポートとデータ管理に活用されている。
搭載したのは、シーディーアイ(東京、浜岡邦雅社長)のAIケアプラン作成支援システムSOIN(そわん)。過去の膨大な現場データを基に利用者の状態を判断し、自立支援や重度化防止に効果のあるケアプランを提案する。現場の判断も踏まえ、より適切な介護サービスを選択できる。
問い合わせは同社(0120.442.993)へ。