ビッグモーターで自動車整備業を停止 京都と滋賀の2店舗に行政処分 

国交省による行政処分の対象となったビッグモーター京都伏見店(7月28日撮影、京都市伏見区)

 国交省が13日公表したビッグモーターの全国34工場に対する行政処分で、京都と滋賀では京都伏見店(京都市伏見区)が自動車整備を25日間、彦根店(彦根市)が同整備を15日間と車検業務を150日間それぞれ停止させる内容となった。

 京都伏見店はビッグモーターの直営店。近畿運輸局によると、自動車の整備作業を国の届け出と異なる場所で実施していた。整備の見積書を顧客に出していない事案もあったという。

 彦根店は別会社運営のフランチャイズ店で、自動車の点検や整備をしていない作業について料金を請求していたケースがあった。車検業務で基準を満たしていない車に適合証を発行した違反もあったという。

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