宇都宮で自転車ジャパンカップ開幕 オリオンスクエアで前夜祭、4800人来場

チームプレゼンテーションでステージに立つ宇都宮ブリッツェンの選手たち=宇都宮市江野町

 国際自転車競技連合(UCI)公認でアジア最高位の自転車ロードレース「2023ジャパンカップサイクルロードレース」のチームプレゼンテーションが13日、宇都宮市江野町のオリオンスクエアで行われ、国内外19チームが紹介された。

 今大会は世界最高峰カテゴリーのUCIワールドチームから過去最多タイの7チームが出場。クリテリウム3連覇を狙うエドワード・トゥーンス(ベルギー、リドル・トレック)や初出場のジュリアン・アラフィリップ(フランス、スーダル・クイックステップ)らスター選手が登壇すると、会場の盛り上がりは最高潮に達した。

 宇都宮ブリッツェンの西村大輝(にしむらひろき)監督は「選手たちは調子を上げている。いい走りが期待できる」と意気込みを語った。同チームの小野寺玲(おのでられい)は12日、新型コロナウイルスの陽性が判明し、今大会欠場が決まった。

 14日のクリテリウムは同市大通り周回コース(2.25キロ)を17周(パレードラン2周を含む)し、15日のロードレースは同市森林公園周回コース(10.3キロ)を16周する。

チームプレゼンテーションで観客の声援に応える宇都宮ブリッツェンの選手たち=宇都宮市江野町
各国の選手たちに惜しみない拍手を送るファンたち=宇都宮市江野町

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