日本代表MF伊東純也(スタッド・ランス)が、自身のパフォーマンスを振り返った。
【動画】伊東純也が絶妙なタッチで田中碧の2点目をアシスト！
13日、MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023で日本はカナダ代表と対戦。4-1で勝利を収め、5連勝を飾るとともに、5試合連続の4ゴール以上と結果を残した。
主軸選手が不参加となっている今回の活動。テストの要素も強く、出番が限られていた選手を多く起用した中、日本は開始2分に田中碧のミドルシュートが決まり先制。39分には浅野拓磨のクロスがオウンゴールを誘発すると、42分には浅野のパスを受けた中村敬斗が代表4ゴール目を記録する。
前半で3-0とした日本は、後半早々の49分には南野拓実、伊東とつなぎ、最後は田中が落ち着いて決めて4点目。その後は選手を入れ替えて行った中、89分に失点をするも、4-1で勝利を収めた。
右サイドで先発フル出場した伊東は試合を振り返り、「前半は良い入りをしてからちょっと相手の時間があって、PKがあり止めたところから守備を修正して、自分が3バックの前に行くところから守備がハマり出して良い形で試合を運べたんじゃないかなと思います」とコメント。全体を通して良い戦いだったと振り返った
左サイドにはチームメイトの中村が入り両翼でコンビを組んだが「普段からコミュニケーションを取っていて、やりたいことはわかっていますし、決定力があるので、ゴール前でうまくボールを受けさせてあげればと思っていました」とコメント。「結果として、敬斗は1点を決めているので良かったです」と、後輩が結果を残せたことを喜んだ。
試合終盤には選手交代の影響もあり左サイドに回った伊東。「最後のキツい時間でしたけど、上手くこなせればと思っていました」とし、「シュートまで行けたシーンはありましたけど、決めていればと思っていました」とゴールを奪えなかったことに悔しさを滲ませた。
右サイドではDF毎熊晟矢(セレッソ大阪)と縦の関係を気づいたが「インナーラップをマイクがかけたところを使ってあげたり、上手く幅を取りながらやれれば良いかなと思っていました」とコメント。自身は外に張って幅を作る動きが多かったが「それで来なければ、自分が仕掛けるし、マイクがフリーだったらそこを使えば良いかなと」と狙いを明かした。
「結構インナーラップをやっていて、後ろに(遠藤)航がいたりしていたので、使えなければ中が空くという感じで、意味のないインナーラップではなかったかなと思います」と語り、積極的に攻撃に参加した毎熊のパフォーマンスを評価した。
一方で、なかなか背後のスペースを使うことができなかったが「そこまで受けられる場面がなかったというか、マイクから裏に抜けるのは難しい感じだったかなと思います」と語り、「全体的に裏に抜けるのは誰からも距離が遠くて難しかったかなと」と、今日の戦い方では裏を取りに行きにくかったと見解を述べた。
