岩手町の沼宮内公民館まつり（実行委主催）は15日、同公民館で開かれる。今回の目玉は「沼宮内伝説」を題材にした謎解き脱出ゲームで、初めての企画。来場者に地名の由来といわれる伝説に触れてもらい、地域への愛着を深める機会につなげる。
公民館の一室を会場に、クイズを解いてゴールを目指す。題材は「長者の妻が神仏のたたりで大蛇となって沼にすみ着き、いけにえに名乗り出た寄寿姫（よりじゅひめ）がこの大蛇を鎮めた。それから沼宮内の地名になり平和な村になった」との伝説。15分ほどで攻略でき、小学生や家族連れも楽しめる。
沼宮内伝説は午後1時～同2時半。まつりは午前10時～午後3時。会場では200円カレーや軽食の販売、手作り作品の展示、日本舞踊のステージなどを楽しめる。入場無料。問い合わせは同公民館（0195.62.2503）へ。
