いま世界で最も年収が高い億万長者サッカー選手11人(2023年フォーブス版)

政府系ファンドによる破格の投資マネーでサッカー界を席巻しているサウジアラビア。

そうしたなか、『Forbes』は、2023年の収入が世界で最も高額なサッカー選手トップ11を発表した。その面子がこちら。

11位 ロベルト・レヴァンドフスキ

35歳、バルセロナ所属、ポーランド

年収3400万ドル(50.8億円)
ピッチ上の稼ぎ2400万ドル(35.8億円)
ピッチ外の稼ぎ1000万ドル(14.9億円)

10位 ハリー・ケイン

30歳、バイエルン・ミュンヘン所属、イングランド

年収3600万ドル(53.8億円)
ピッチ上の稼ぎ2600万ドル(38.8億円)
ピッチ外の稼ぎ1000万ドル(14.9億円)

9位 ケヴィン・デブライネ

32歳、マンチェスター・シティ所属、ベルギー

年収3900万ドル(58.3億円)
ピッチ上の稼ぎ3500万ドル(52.3億円)
ピッチ外の稼ぎ400万ドル(5.9億円)

8位 サディオ・マネ

31歳、アル・ナスル所属、セネガル

年収5200万ドル(77.7億円)
ピッチ上の稼ぎ4800万ドル(71.7億円)
ピッチ外の稼ぎ400万ドル(5.9億円)

7位 モハメド・サラー

31歳、リヴァプール所属、エジプト

年収5300万ドル(79.2億円)
ピッチ上の稼ぎ3500万ドル(52.3億円)
ピッチ外の稼ぎ1800万ドル(26.9億円)

6位 アーリング・ハーランド

23歳、マンチェスター・シティ所属、ノルウェー

年収5800万ドル(86.7億円)
ピッチ上の稼ぎ4600万ドル(68.8億円)
ピッチ外の稼ぎ1200万ドル(17.9億円)

5位 カリム・ベンゼマ

35歳、アル・イティハド所属、フランス

年収1.06億ドル(158.5億円)
ピッチ上の稼ぎ1億ドル(149.5億円)
ピッチ外の稼ぎ600ドル(8.9億円)

4位 キリアン・エムバペ

24歳、PSG所属、フランス

年収1.1億ドル(164.5億円)
ピッチ上の稼ぎ9000万ドル(134.6億円)
ピッチ外の稼ぎ2000万ドル(29.9億円)

3位 ネイマール

31歳、アル・ヒラル所属、ブラジル

年収1.12億ドル(167.5億円)
ピッチ上の稼ぎ8000万ドル(119.6億円)
ピッチ外の稼ぎ3200万ドル(47.8億円)

2位 リオネル・メッシ

36歳、インテル・マイアミ所属、アルゼンチン

年収1.35億ドル(201.9億円)
ピッチ上の稼ぎ6500万ドル(97.2億円)
ピッチ外の稼ぎ7000万ドル(104.6億円)

1位 クリスティアーノ・ロナウド

38歳、アル・ナスル所属、ポルトガル

年収2.6億ドル(388.8億円)
ピッチ上の稼ぎ2億ドル(299.1億円)
ピッチ外の稼ぎ6000万ドル(89.7億円)

1位のロナウドを含め4人がサウジでプレーしている選手。11人の合計額は10人だった昨季から53%も増加した。

ただ、サウジの投資は採算を度外視したもので、国内での人権侵害から目をそらすためにスポーツウォッシングだと非難も浴びている。

また、サウジの国内リーグでも問題が起きているという。この18か月にFIFA紛争解決センターにはサウジクラブに対する選手からの訴訟が21件寄せられ、全て選手側が勝訴。選手たちには総額1600万ドル(23.9億円)が支払われたが、支払いの実現可能性に対する懸念があることから、FIFpro(国際プロサッカー選手会)は、サウジへの移籍を控えるように勧告を出している。

また、MLSとメッシの契約には、リーグパートナーであるadidasとApple TVの収益の一部、引退時のストックオプションも含まれているとされている。なお、MLSの選手が上位10人に入るのは、2012年のデイヴィッド・ベッカム以来。

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その一方で欧州にはFIFAのファイナンシャル・フェアプレー規制があるため、クラブが収入以上の支出をすることは禁じられている。

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