原爆資料館で「新着資料展」 2021年度に寄贈150点 広島

原爆資料館で被爆者や遺族から新たに寄贈された被爆資料が展示されています。

学徒動員中に被爆した檜垣浩さんが着用していたズボン。全身にやけどを負った檜垣さんを見て父 兵市さんが着せたワイシャツとともに展示されています。

こちらは当時19歳だった田場都美子さんが使用していたタンスです。飛んできたガラスによる多数の傷跡。一部は破片が残ったままになっています。

「新着資料展」では2021年度に寄贈された被爆資料、744点のうち150点が展示されています。

原爆資料館 小山亮学芸員「ご遺族や関係者の方々が長年大切にしてこられた資料ですので、その思いに触れていただくことで被爆の実相に触れていただけたら」

「新着資料展」は来年2月27日まで開かれています。

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