平和への思いを伝える 被爆体験伝承者 新たに23人 広島

被爆者から聞いた体験や平和への思いを伝える被爆体験伝承者が新たに23人誕生しました。

広島市は高齢化が進む被爆者の体験や思いを受け継ぐため、2012年から伝承者を養成しています。

新たに委嘱された23人は2年から3年かけて被爆者や被爆した家族の体験を受け継ぎました。

伝承者は27歳から86歳の218人となり、最近は若い世代や県外からの応募が目立っているということです。

東京から応募 大澤詩織さん「これから戦争が起こってしまうかもしれないという時代に、生きているというところをみなさんに考えてもらうきっかけになれればいいかなと」

伝承者は原爆資料館や学校などで活動を行っています。

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