「見逃さない」行列続く 香取慎吾展15日まで

香取さんの個性的なアートを楽しむ金沢学院大附属高の生徒=14日午前10時20分、金沢21世紀美術館

  ●21世紀美術館 金沢学院大附属高生も鑑賞

 金沢21世紀美術館で開かれている俳優・タレントの香取慎吾さんによる北國新聞創刊130年記念の個展「WHO AM I」(北國新聞社、北陸放送主催)は14日、会期中最後の週末を迎え、開場前から行列ができるなど多くのファンや親子連れでにぎわった。金沢学院大附属高芸術デザインコースの生徒90人も鑑賞に訪れ、香取さんの自由な作風を楽しんだ。

 香取さんの個展は北陸初開催で、約200点が「光」と「闇」のテーマに分けて展示された。撮影可能エリアでは香取さんが生み出したキャラクター「くろうさぎ」の立体オブジェ、金沢オリジナルの絵画「in金沢」などが並んだ。

 金沢学院大附属高2年の米田柚菜(ゆうな)さんは「個性的で迫力があり、言葉にならないくらいすごい」と感動した様子で、2年の横井七奈さんは「奇抜で斬新な作品が多かった」と振り返った。

 15日までで、午前10時~午後6時、14日は午後8時まで開館する。入場料は一般2千円、中高生1300円、小学生600円。

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