延長十回、東京都市大塩尻が富山北部破り8強 2023秋の北信越高校野球大会

第149回北信越高校野球大会1回戦・富山北部―東京都市大塩尻 十回表、勝ち越しの適時打を放った東京都市大塩尻・岩渕大飛=10月14日、福井県坂井市の三国運動公園野球場

 2024年春の選抜高校野球大会の選考資料となる第149回北信越地区大会は10月14日開幕し、福井県内3会場で1回戦8試合を実施。三国運動公園野球場の第2試合は東京都市大塩尻が10ー7(延長十回)で富山北部を下し、準々決勝に進出した。

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東京都市大塩尻 001  100  003  5…10 000  000  014  2…7 富山北部

■富山北部 福山、瀬戸―江上

■東京都市大塩尻 冨山、城倉、高橋、小林―黒澤

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 東京都市大塩尻は三回に相手守備の乱れで1点を奪い先制。四回は2死二塁から伊藤が適時打を放ち1点を追加した。1点差で迎えた九回、黒澤と金井の適時打などで計3点を挙げ4点差に引き離した。同点に追いつかれ迎えた延長十回には、1死二、三塁から岩渕の適時打で勝ち越すと、1死満塁の場面で横田が走者一掃の適時打を放ち5点差とした。

 富山北部は八回、2死二塁の場面で大野の打球が相手守備の乱れを誘い初得点、1点差に詰め寄った。九回には四球押し出しで2点を得ると、2死満塁から大野が適時打を放ち同点に追いついた。5点を追う延長十回、1死二、三塁から俣本の適時打で2点を奪ったが、その後打線が繋がらなかった。

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