ティーレマンス、エメリ監督との関係悪化により1月の退団を希望か

写真:エメリ監督との関係悪化が噂されるティーレマンス

アストンヴィラに所属しているベルギー代表MFユーリ・ティーレマンスが、1月の退団を希望しているという。イギリスのウェブメディア『フットボール・インサイダー』が伝えている。

ティーレマンスは昨シーズン限りで契約満了によりレスターを退団し、4年契約でアストンヴィラに加入した。今シーズンのプレミアリーグではここまで全試合に出場しているが、そのすべてが途中出場となっている。一方、リーグカップ戦とUEFAヨーロッパカンファレンスリーグの試合では5試合中4試合に先発出場している。

多くの試合に出場しているものの、プレミアリーグの試合で先発できていないことを考えると、チームを率いるウナイ・エメリ監督の中ではファーストチョイスとは考えられていない模様。そしてティーレマンス自身はこの状況に不満を抱いているという。

9月のインターナショナルブレイク突入前、ティーレマンスは地元メディアに対してアストンヴィラでの自身の状況が「快適ではない」と語り、「エメリ監督には『プレーするためにはここに来た』と話した。『プレーするチャンスはある』と言っていたが、その説明はあまり役に立たない」と不満を表明していた。

その後、現在に至るまでティーレマンスの状況はあまり変わっていないため、彼は自身の近しい人物に対して「できるだけ早いタイミングでクラブを離れたい」との希望を伝えているという。また、これを受けてアストンヴィラのファンは、SNS上で「ティーレマンスはより多くのチャンスを与えられるべき」、「1月に売却したほうがいい」など、賛否両論の議論を戦わせている。

ケガで戦列を離れているU-21イングランド代表MFジェイコブ・ラムジーが戦列に復帰した場合、現状のままではティーレマンスの出場機会はさらに減少する可能性もある。果たしてティーレマンスは、わずか半年でアストンヴィラを退団してしまうのだろうか。

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