インテル、同時進行でラウタロ・マルティネスら5選手との契約更新を急ぐ

写真:インテルにとって最優先すべきはラウタロ・マルティネスだろう

イタリアのオンラインメディア『カルチョメルカートドットコム』によると、インテルは現在、5選手との契約更新を同時進行で進めているという。

最優先させるべきはアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスとイタリア代表MFニコロ・バレッラだが、彼らとの契約延長を巡る交渉はクリスマス以降にスタートする予定のようで、現在は2024年6月30日に契約満了を迎えるアルメニア代表MFヘンリフ・ムヒタリアン、2025年6月30日までとなっているオランダ代表FWデンゼル・ダンフリース、2026年6月30日までとなっているイタリア代表DFフェデリコ・ディマルコという3人との契約更新を急いでいるという。

ムヒタリアンとは1年間の契約延長を基本線としており、2年目のオプションが付く可能性もあるが、現状では明確にはなっていない。また、年俸については現状の400万ユーロ(約6億2900万円)から増減なしでの契約を望んでいるようだ。

ダンフリースとディマルコについては、契約延長もさることながら年俸の増額も考えている模様。現在、ダンフリースは250万ユーロ(約3億9310万円)、ディマルコは200万ユーロ(約3億1450万円)の年俸を受け取っているが、これを400万ユーロまで増額することを考えているという。

これら3選手との新契約が締結されたら、いよいよラウタロ・マルティネス、ニコロ・バレッラとの交渉が待っている。ラウタロ・マルティネスはインテルへの愛着を示し続けているが、代理人を務めるアレハンドロ・カマーノ氏は自身のクライアントがセリエAで最高のセンターフォワードだと確信しており、非常に高い要求をしてくるのは間違いないだろう。

現状でこの両選手は650万ユーロ(約10億2210万円)の年俸を受け取っている。インテル側はバレッラには現状維持、ラウタロ・マルティネスにはわずかな増額を提示すると見られているが、タフな交渉になる可能性が高い。

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