トルコの強豪ガラタサライSKとキットサプライヤーのNikeは13日、トルコ共和国の建国100周年を祝う特別デザインのユニフォームを発表した。
ガラタサライはかつて稲本潤一や長友佑都も所属した名門クラブ。建国100周年記念モデルということで、今回はクラシックなデザインが登場した。
Galatasaray 2023-24 Nike Turkish Republic 100th Anniversary
ガラタサライ 2023-24 Nike トルコ共和国 建国100周年記念 ユニフォーム
1923年10月29日に建国を宣言し、トルコ共和国が誕生。今月で100周年を迎えるタイミングでトルコの名門から記念ユニフォームが登場した。
過去の様々な出来事もあり親日国としてもよく知られているトルコ。2024年は日本とトルコの国交樹立100周年を迎える。
背面首元には建国100周年を祝うタグを装着。“100”の文字にはトルコ国章とガラタサライのエンブレムを組み合せたデザインだ。
キットデザインのストライプ柄はガラタサライでは目新しいものではないが、今回は100年前のユニフォームデザインに寄せた襟付きという点がポイントかもしれない。
クラブがプロモーション動画の中で登場させた古い写真。これはトルコ建国当時のチームを写した1枚のようだ。今回の100周年モデルと同様に大きな襟が付き、シャツのセンターに濃い色のストライプを走らせているのが確認できる。
シャツの左胸にある手書き文字。これはオスマン帝国軍の将軍にしてトルコ共和国の初代大統領であるムスタファ・ケマル・アタテュルクが、クラブを訪れた際に書き残したものだという。
国の100周年を祝い男女チームがこのキットを着用する。だが両者のキットデザインは若干異なるようだ。
ちなみにガラタサライのクラブ創設100周年記念モデルは2005年に登場し、エンブレムを大胆に描いたデザインが話題となった。
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トルコ共和国の建国100周年記念ユニフォームは、ガラタサライの公式オンラインストアで販売中。
どうやらファンに大好評のようで、現時点で大きめのサイズは売り切れに。残っているのはSとMの2サイズのみとなっている。
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