Jリーガーもいるタイ代表!2023新ユニは「オシャレ路線」に アウェイの“リヴァプール感”が興味深い

Jリーガーも名を連ねるサッカータイ王国代表(タイ代表)。ユニフォームは今年9月に新作が投入となった。

今月の代表戦でも着用しているその新ユニフォームをご紹介したい。サプライヤーはタイのスポーツブランドWarrixで継続している。

なお、シーズン表記はメーカー側のアイテム名通りに「2023-24」とする。

Thailand 2023-24 Warrix Home

タイ代表 2023-24 Warrix ホーム ユニフォーム

23-24新ホームユニフォームは伝統のブルーを基調にポロ襟を採用したカジュアルなデザイン。タイでは2021モデル以降、ホームはポロ襟スタイルを継続している。

タイのユニフォームといえば象のエンブレム。詳細は割愛するがこの国と象は切っても切り離せない関係で、代表チームの愛称も“戦象”だ。

新ホームユニフォームは北海道コンサドーレ札幌に所属するスパチョーク・サラチャートもフル出場した9月のレバノン戦(キングズカップ)でデビュー。試合は2-1でタイが勝利した。

ユニフォームごとに色調は変わるが鉄板カラーであるブルー。タイ国旗にもブルーが使われているが、色の意味はタイ王室。つまりブルーのユニフォームを着るということは、ある意味で“国を身に纏って戦う”こととなる。

Thailand 2023-24 Warrix Away

タイ代表 2023-24 Warrix アウェイ ユニフォーム

23-24新アウェイユニフォームもタイ伝統の色であるレッドを採用。差し色にホワイトとグリーンを使っているのだが、この配色がどことなくタイで最も人気が高いサッカーチームと言われるリヴァプールを彷彿とさせて面白い。

レッドも国旗色の一つで、“国民の血”を意味するとも言われている。現在ではアウェイやサードに使われるレッドだが、2000年代まではホームに採用されることが多かった色だ。

このアウェイユニフォームは10月12日に敵地で行われたジョージア戦でデビュー。試合は0-8でタイが敗れている。

Thailand 2023-24 Warrix Third

タイ代表 2023-24 Warrix サード ユニフォーム

近年のタイはホームからサードまで3つのユニフォームをセットで発表する。

そのサードの色はなんと驚きのオレンジが登場。国王のシンボルカラーであるイエローは珍しくないが、オレンジはおそらく代表史上初かもしれない。

各ユニフォーム全体的にオシャレな雰囲気も漂うが、今回のビジュアルを見る限りではファッション性もある程度重視したデザインのように感じられる。

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ホームからサードまで各23-24モデルはWarrixの公式オンラインストアで販売中。

なお、ユニフォームは選手着用品と同等のプレイヤーモデルからデザインを簡略化した廉価版まで、合わせて4種類を発売。そのため購入の際は注意が必要となる。

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